暑い時にくどくど理屈をこねると余計暑くなるので、この夏の参議院選挙の結果について一つだけブラックジョークを。
　自民党の一部にある、政権を衆参両院で過半数の議席を得た野党に渡す「下野論」。これに私は大賛成です。そんなことは絵に画いたモチだという人もいるでしょうが、国民の信を失い賞味期限も過ぎたような自民党が政権にしがみついて、また党内抗争をくり広げるようでは、さらに国民が自民党から離れていくでしょう。敗戦記念日があるこの八月は党内抗争などやっている場合ではありません。この際、野党第一党の立憲民主党を中心とする全野党連立政権をやってみるのも一興です。消費税の廃止を唱えている政党の党首にはぜひ財務大臣をお願いし、自衛隊には厳しい政党の党首にぜひ防衛大臣をお願いしたいもの。年金・介護・医療は、国防は、どうなりますか。この国がどこまでハチャメチャな国になるか、参議院選挙で示された国民の意志とはどれだけいい加減なものだったか、この目でしっかり見てみたいものです。