蔵の街とちぎ 大毘盧遮那殿 満福寺(満福密寺)

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寺務雑記

■2026年01月01日(木)

「大師堂」の前にある「掲示板」を更新しました。今月は新年・お朱月の俳句です。

次世代を担う若い人たちに、俳句・和歌など日本語のふくよかな短文文化をお勧めします。心と頭の「糖尿病」といわれる「SNS短文依存症」の良薬です。
メール・ラインのやりとりも俳句や和歌でやったらどうでしょう。殺風景で軽薄短小なコトバでなく、ふくよかで美しい日本語の短文がネット上にも飛び交うことを願っています。

元日は 田ごとの日こそ 恋しけれ
一とせに 一度()まるる 菜づなかな(七草)
我富めり 新年ふるき 米五升
松尾芭蕉
呉竹(くれたけ)の 根岸の里や 松飾り
めでたさも 一茶(くらい)や 雑煮(ぞうに)(もち)
正月の 人あつまりし 落語かな
正岡子規
北国や 家に雪なき お正月
蓬莱(ほうらい)に 南無南無といふ (わらべ)
犬の子や かくれんぼする 門の松
小林一茶
いざや寝ん 元日は又 あすのこと
万歳(まんざい)や 踏みかためたる 京の土
七草や (はかま)(ひも)の 片むすび
与謝蕪村
草の戸に 賀状ちらほら 目出度(めでた)さよ
一行の 心を()めし 年始状
去年(こぞ)今年 貫く棒の ごときもの
高浜虚子
藪からひょいと 日の丸をかかげて お正月
けふは休業(やすみ)の犬が 寝そべってゐる元日
お宮の梅の いちはやく咲いて 一月一日
種田山頭火