蔵の街とちぎ 大毘盧遮那殿 満福寺(満福密寺)

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寺務雑記

■2026年04月01日(水)

「大師堂」の前にある「掲示板」を更新しました。今月は桜・お花見の俳句です。

次世代を担う若い人たちに、俳句・和歌など日本語のふくよかな短文文化をお勧めします。心と頭の「糖尿病」といわれる「SNS短文依存症」の良薬です。
メール・ラインのやりとりも俳句や和歌でやったらどうでしょう。殺風景で軽薄短小なコトバでなく、ふくよかで美しい日本語の短文がネット上にも飛び交うことを願っています。

初桜 折しもけふは (よき)()なり
うかれける 人や初瀬(はつせ)の 山桜
()(ばたけ)に 花見顔なる 雀哉
松尾芭蕉
吉原(よしわら)や 雨の夜桜 蛇目傘(じゃのめがさ)
夜桜に こもる茶店の 煙かな
一杯に 下戸(げこ)の酔ひたる 花見哉
正岡子規
あの鐘の 上野に似たり 花の雲
死に下手(べた)と 又も見られん 桜花
世の中は 地獄の上の 花見かな
小林一茶
旅人の 鼻まだ寒し 初ざくら
人間に (うぐいす)鳴くや 山桜
雲を()んで 花を()くなる よしの山
与謝蕪村
(おそ)(ざくら) なほもたづねて 奥の宮
三つ食へば 葉三片(さんべん)や 桜餅(さくらもち)
花にゆく 老いの歩みの 遅くとも
高浜虚子
暮れるとすこし肌寒い さくらほろほろ
ここから公園の お地蔵様へも さくら一枝
花見べんたう ぽろっと歯がぬけた
種田山頭火