蔵の街とちぎ 大毘盧遮那殿 満福寺(満福密寺)

世事法談

 この「世事法談」は、当山の寺だより「まんだら通信」の「世事法談」の欄に書き続けてきたものです。毎年、新年・5月・9月(お参り月)に折にふれた話題に住職が保守の立場からコメントしたものです。

平成22年(2010)

■新年号より■

●敬礼三宝 謹賀新年
時代を越え、栄枯盛衰を越えて、法灯750年
幕末の大火による全山の焼失、そして明治の法難(廃仏毀釈)
戦後の苦難に耐えて150年
江戸時代の立派な伽藍には遠いけれど
やっとお寺らしいお寺によみがえる日が来る
お寺の復興を成し遂げた住職を「中興の祖」と言うが
当山の「中興」は、檀信徒の皆様

■秋号より■

●去る5月10日、
一点の曇りもない晴天のもと新本堂の上棟式法要を行いました。当日は護寺会役員さんにご参列をいただき、先ず堂内にて住職導師により上棟式法要を営み、続いて棟梁はじめ職方の人たちにより古式豊かな上棟の儀が行われました。
満福寺 新本堂 上棟式法要
満福寺 新本堂 上棟式法要
この年の「寺だより」は、全面、開創七五〇年慶祝事業関連の記事に使われ、世事法談に紙面を割くことができませんでした。